駅から徒歩1分の環境のよい敷地に建つ住宅の増改築計画.
南北2棟からなる既存建物は、それぞれ築35年と築60年以上であり、代々の建築家が増改築を繰り返してきた歴史を持つ. 新たに入居する若い夫婦へは、この建物の歴史を踏襲するカタチでの提案を行った. つまり、前回の建築家が増築を行った北半分の建物に耐震補強工事を含む全面的な改修を施し、老朽化の激しい南半分を建て替える計画である. 既存建物のプロポーションを活かした外観デザインや、水廻り位置などの変更を最小限にとどめるなど、適切なコストコントロールによりローコスト化も実現させた.