監理業務の流れ(店舗ができるまで)01 – 着工 -
こんにちは。
東京を中心に住宅、店舗、商業施設などの設計業務を手がけている建築家の高山です。
目黒区祐天寺にあるヨガスタジオ・オハナスマイルさんのスタジオ完成までの道のり
を紹介するこのコーナーは、設計業務を完了させ、いよいよ監理業務編に突入です。
監理業務編ではオハナスマイルさんの着工から竣工までの現場の進捗状況を設計上や
デザイン上のアイデアを設計者の視点から紹介しながらお伝えして行きたいと思います。
店舗がオープンするまでの監理業務 01 (着工)
着工前のスケルトン状態でのオハナスマイルメンバーです。
彼らのためにもよいスタジオとオフィスを造らなければいけません。
気持ちも引き締まります。
写真の通りコンクリート打ち放し状態で防災関係の設備機器(非常用照明・誘導灯・
煙感知機)以外なにもありません。
店舗の場合、1次側の設備配管の位置がプランニング上の大きなポイントとなります。
幸い、不整形な区画のほぼ真ん中に排水・給水・ガス管が立ち上がっていましたので、
設計上ではそれほど苦労せずに水廻り(トイレ・洗面・ミニキッチン)の位置が確定
できました。
設備配管の長さは工事費に影響しますので、出来るだけ少ない配管で済むように
プランニングには気を使いました。
工事請負契約後は数日の着工準備期間を経てからいよいよ着工です。
着工準備の間にオハナスマイルさん、設計者である私、施工者の3者で近隣挨拶を行い、
工事期間中の振動・騒音などで迷惑をかけてしまう可能性があることをあらかじめ
お詫びしつつ協力をお願いしておきます。
こういった近隣とのコミュニケーションがオープン後のオハナスマイルさんのためにも
重要なことだと思います。
現場代理人(工務店の現場監督)、下請けの設備施工者の社長、大工さんなどが、
私の作成した図面をもとに現場の状況を確認しながら打合せを行っています。
現場には即席の打合せコーナーが出来ています。
監理者である私もここで打合せをさせてもらいます。
通常は私の代々木の事務所で定例会議などの打合せを行いますが、
幸い私の自宅が隣駅の学芸大学なので、工期短縮、施工者の経費削減のためにも
工事中のほとんどの打合せをここで行いました。
もちろんその分は工事金額を安くしていただけるよう交渉の材料とさせて
いただきました。
床には大工さんにより墨出し(図面上の基準線を床に原寸で描く)が行われ、
床の下地材などが次々と搬入されています。
資材の搬入タイミングや資材置き場の確保など工期の短いこういった現場では
現場代理人の段取りが重要です。
専用階段は足場が組まれ、資材置き場となっていました。
- 監理業務の流れ(店舗の場合)02 へつづく -
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